ブサカル小町へようこそ (ミソジニー、ミソジニーって、みそみそみそみそと、お前ら名古屋人か! Remix) [ヘボ論]
影響受けるとか受けないとか、の、話、で。
まあ、こんな話題が、ツイッター方面にてあったのですが、ね。
「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響」への反応
http://togetter.com/li/458173
*----[※2013/01/19追記。まとめ記事が削除された様子]----*
なので以下、類似のまとめいくつか
「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響」について本人のツイート
http://togetter.com/li/458418
女の子が急にマニアックなこと言い出したら
http://togetter.com/li/458222
町山智浩「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。 」→炎上→平謝り
http://togetter.com/li/458540
町山智浩さん「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。」に対する反応
http://togetter.com/li/458575
*--------[追記おわり]-----------*
>女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。
> RT @boooodoooo: これは男がいるね
> RT @toyoki123: 今日のガチガセで1番テンションが上がったのは、きたりえが映画秘宝のガチ読者だったこと。 http://t.co/fkiUpieO
という、映画とエロスの伝道師、コラムニストにして映画評論家の町山智浩さんのツイートを発端にしたアレやコレや。
詳細はまとめ先を見ていただくとして、まあ、この件に関してぶつくさといわせていただくわけですが、ね。
まず、町山さんのツイートに、「女のマニアックな趣味が、男の影響だなんて決め付けるな!」 というリアクションがあったりするわけですが、それはもう、「いや、別に決め付けてませんけど」 ということでしかないのですよね。
ご本人が後に述べているとおりに、ただ「もともと何の素養も下地も無く、そんな傾向なんかちっともなかったよーな女の人が、突然マニアックな趣味にハマっていると発言し始めるときは、男の影響パターンって、ありがちだよね」 の、「あるあるトーク」でしかない。
俺みたいなオサレボンクラが急にオサレし始めたら、女の影響だろーってなのと同じくらいの、あるあるトーク。
流れの中でも、「女が自発的にマニアックな趣味にハマることは無い」というような流れには全然なっていないし、勿論、「女には所詮マニアックな趣味は分からない」なンて話もしていない。
まとめのコメントでもそういう意見は少数で、そーゆー「決め付け」の話はしていない。
僕の半径での知り合いでも、「落合信彦の本が好きで世界中の秘密組織を調べるのが趣味」の女性や、「猟奇殺人などのノンフィクションやルポルタージュを読むのが好き」な人など、さまざまな「マニアック」な人は居る。
そーゆー人のことは、この流れでははなから話題にされていないのだ。
全く元の文章文意を読み取りもしないで、曲解して怒ってれば、周りから呆れられるのには、男も女も関係ない話です。
それを、「オンナだからこんな風に言われる」 みたいにまた持っていくと、今度は「だからオンナは(ドヤ」とか言い出すバカに目をつけられる。
バカに男女の区別なし! バカは等しくバカである!
「元の文章文意を全く読み取らずに、勝手な解釈をして、勝手な正義感で、勝手に怒る人」 ってのは、男女問わず腐るほど居ます。
僕程度であっても、そこらでわんわんその手の人には絡まれます。
勿論、自分自身もそういうことをしでかすことはたびたびありますので、あんまりバカバカいえたもんでもありませんが、ええ。
まあ話し戻れば、そら 「これまでの守備範囲と重ならないもの」に突然ハマるときは、誰かの影響ってのはよくある話。
それが単なるニワカで終わるか、「目覚めてみたら実は素養があったことに気づいて、より深くハマっていくか」 は人それぞれ。
んで、「突然ハマるきっかけ」として、「好意のある異性」ってのも、よくある話。
人間は基本的に、「自分の好きな相手のことを良く知りたい」と考えるもので、恋愛対象が何か自分の知らないことを趣味としていたときに、「自分もそれを試してみよう」と思うのは、何ら不自然でも何でもない。
恋愛を契機に新たな趣味(しかもそれまで無関心だったもの)に目覚める、なんてよくある。
それら踏まえて、「女の人が突然(今まで無関心だったような)マニアックな趣味に目覚めたときに、男の影響があるというのは『よくあること』」 ってー、そんだけの話。
それを、「女は男の影響で『しか』 マニアックな趣味に目覚めないとでも言うのか!?」 ってのは、「バカのリアクション」。
だって、そんな話してねーもん。
なのでそーゆー 「バカなリアクション」 してしまう人は、男とか女とか関係なく、ただ単に 「バカ」 なので、「女を馬鹿にするな!」 ではなく、 「いや、単にアンタのそのリアクションは、とてもバカだから、アンタという個人は、まあバカにされますよ」 ってー話ですよ。
(※ちなみに僕の趣味のひとつの、「西洋占星術」 は、まさに、「女の影響」 で始めています。
最初は、ananの年一でおまけについている小冊子見せてもらって、それで、西洋占星術って結構面白いな、と、ハマりだしたのです)
それでも、しいてそのあたりの「男女差」を言うと、多くの場合、男の方が、「好きな相手(主に恋愛対象) を、理解しようとして相手の趣味や何かに興味をもつ」 傾向は、多分少ない。
個人的見聞の範囲で学術的な話ではないけど、思うにそこは、共感力の差、なのではとも思う。
あえて言えば、「男の方が無理解」な傾向がある。
この点に関して、僕は個人的には、「一般的に、男の劣っているところ」だと思っています。
これはもう、ハッキリと。
言い換えれば、「相手のことを好きだといっておきながら、相手のことを深く知ろうとしない姿勢」とも言えるのですから。
(勿論、安直にただ相手の趣味を真似りゃいいのか、って話でもないですし、ハマれない趣味を無理やりやろうしすべき、って話でもない)
んでこれはまた別の話として、結局この件で、「女を馬鹿にしているッ!」 てリアクションは、そもそも、「影響を受ける=劣っている」という前提がある。
「影響を受ける側は、与える側より『劣っている』から、『女は男に影響を受ける = 女は男より劣っている』 と解釈する」。
それが大間違い。
「影響を受ける/与える」というのに、何ら優劣の関係性は無い。
それは個々の関係性と素養の問題であって、影響を受けやすい人はもしかしたら主体性が無いと言えることもあるかもしれないが、同時に柔軟で成長性の高い人でもある。
影響を受けない人が、受ける人よりも優れているわけでも劣っているわけでもない。
『影響を受ける』 ことに、優劣の差は無い。関係性と個々の素養資質の違いだけだ。 もし優劣を論じるとするならば、『影響を受けて、どう変わるか』 だ。
「俺はマスゴミなんか信じないし影響されないぞ!」 とかバカみたいなことを誇っていて、「ネットで真実を見つけた!」 と陰謀論と差別主義にはまって、ヘイトスピーチを始める。
これはアホ。影響を受けたからアホ、なのではなく、影響を受けた結果の変化、その振る舞い言動が、アホ。
「好きな人に影響されてマニアックな映画を見るようになる」。 その結果、「より映画を楽しめるようになる」 なら、何の問題もないし喜ばしい話。
けれどもこれが例えば、「半可通丸出しで、したり顔でトンチンカンな映画論ぶち上げだしたり、他人の映画の趣味を見下すようになる」 これはアホ。優劣を言うなら、そゆこと。
もっと言ってしまうと、「影響を受ける/受けない」ということにおいてより「優れた反応」を定義するというのであれば、「社会的地位や関係性、個々個人の属性を問わず、より良いと思えることに影響を受け、それを吸収し、成長の糧とすることの出来る人間」だろうとも言える。
例えば、漫画『天才 柳沢教授の生活』 の主人公柳沢教授は、相手が学生でも幼児でも男でも女でも、自分と敵対する人間や悪意ある人間、または地位財産名声国籍人種あらゆるものに左右されずに、「影響を受けて、糧とする」ことの出来る人物だ、という設定になっている。
それが、柳沢教授というキャラクターの、「天才」さ、の由縁となっている。
『女がマニアックな趣味に突然目覚めたら、男の影響というパターンがある』
→ 『女は男の影響でしかマニアックな趣味に目覚めない』
→ 『女は男より劣っている』
という三段論法で解釈してしまう人は、「影響を受ける」ということそれ自体を、優劣の論法で捉えてしまっている。
で、たしかに、だ。
確かに、「そーゆー論法」で、モノを語る男、ってのは、居る。
「どーせ、男の影響でかぶれているだけだろ? だから所詮女はwww」
というような、そーゆー頭の男というのは、確かに、居る。
けれども、今書いたが、「影響を受ける/受けない」ということに関して、「影響を与える側が、影響を受ける側より優れている」なーんて事はない。
そういうケースも勿論あるが、必ずしもそうではない。
そして、そーゆー「馬鹿な論法」で、「所詮女は、男の影響下に居る(=男に劣る、男の支配下に居る)イキモノだよwww」てーなコトを述べるよーな、「馬鹿な男」の物言いが不愉快なのは、分かる。
ただ。
それに、のっかっちゃダメ。
「影響を受けること」に、優劣の差は無い。
なのに、「男の影響で、みたいな扱いをするな!」って言うのは、結局その、「影響を受ける側は、与える側より劣っている」、「男の影響を受ける女は、男に劣る、男の支配下に居る」 という、「馬鹿な論法」 に乗っかってしまっている。
乗っかって、そしてそういう受け取り方をする人自身が、「男(異性、恋愛対象)の影響で、新たな(マニアックな)趣味に目覚める女(人)」を、馬鹿にしてしまっている。
自覚しているかどうかは分かりませんけど、「そんな奴らと一緒にするな」っていう意識がある。
「所詮男の影響だろw」ということを、馬鹿にして言う男、というのは居る。
でも、そういう「馬鹿な男の影響を受けて、同じ様に、『影響を受ける女(人)』を、『馬鹿にする』」のは、そりゃ違うんじゃないですか、と。
ええ、そりゃあ、違いますよ。
ちなみに僕は、比較的「他人の影響を受けにくい」タイプ。
勿論コレは、「優れているから」ではない。
単にリアクションが遅いのと、根が意固地だからで、まあ性格気質的にそーゆー奴、ってだけの話。
そのおかげで、ずいぶん損をしていたり、成長できないで居るところも多分にある、と、自覚している。
なので改めて言うけど、「自分は『他人の影響』なンかじゃなく、『自分の感性』だけで、今の自分を創っているんだ!」 みたいなのは、自己認識としてそう思うのは結構ながら、それを「自分が優れた証拠」だとか、「自分のアイデンティティ」みたいに思い込むのは、お勧めできない。
損してまっせ。
あと多分、この件で町山さんに反応している能町さんに関しては、多くの人が感じている、「突っ込んだら負け」 のワナが張られている気がするッ! 気がするだけなので、どこがどうワナなのかは僕にはさっぱり分かりませんッ!
まあ、こんな話題が、ツイッター方面にてあったのですが、ね。
「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響」への反応
http://togetter.com/li/458173
*----[※2013/01/19追記。まとめ記事が削除された様子]----*
なので以下、類似のまとめいくつか
「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響」について本人のツイート
http://togetter.com/li/458418
女の子が急にマニアックなこと言い出したら
http://togetter.com/li/458222
町山智浩「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。 」→炎上→平謝り
http://togetter.com/li/458540
町山智浩さん「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。」に対する反応
http://togetter.com/li/458575
*--------[追記おわり]-----------*
>女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。
> RT @boooodoooo: これは男がいるね
> RT @toyoki123: 今日のガチガセで1番テンションが上がったのは、きたりえが映画秘宝のガチ読者だったこと。 http://t.co/fkiUpieO
という、映画とエロスの伝道師、コラムニストにして映画評論家の町山智浩さんのツイートを発端にしたアレやコレや。
詳細はまとめ先を見ていただくとして、まあ、この件に関してぶつくさといわせていただくわけですが、ね。
まず、町山さんのツイートに、「女のマニアックな趣味が、男の影響だなんて決め付けるな!」 というリアクションがあったりするわけですが、それはもう、「いや、別に決め付けてませんけど」 ということでしかないのですよね。
ご本人が後に述べているとおりに、ただ「もともと何の素養も下地も無く、そんな傾向なんかちっともなかったよーな女の人が、突然マニアックな趣味にハマっていると発言し始めるときは、男の影響パターンって、ありがちだよね」 の、「あるあるトーク」でしかない。
俺みたいなオサレボンクラが急にオサレし始めたら、女の影響だろーってなのと同じくらいの、あるあるトーク。
流れの中でも、「女が自発的にマニアックな趣味にハマることは無い」というような流れには全然なっていないし、勿論、「女には所詮マニアックな趣味は分からない」なンて話もしていない。
まとめのコメントでもそういう意見は少数で、そーゆー「決め付け」の話はしていない。
僕の半径での知り合いでも、「落合信彦の本が好きで世界中の秘密組織を調べるのが趣味」の女性や、「猟奇殺人などのノンフィクションやルポルタージュを読むのが好き」な人など、さまざまな「マニアック」な人は居る。
そーゆー人のことは、この流れでははなから話題にされていないのだ。
全く元の文章文意を読み取りもしないで、曲解して怒ってれば、周りから呆れられるのには、男も女も関係ない話です。
それを、「オンナだからこんな風に言われる」 みたいにまた持っていくと、今度は「だからオンナは(ドヤ」とか言い出すバカに目をつけられる。
バカに男女の区別なし! バカは等しくバカである!
「元の文章文意を全く読み取らずに、勝手な解釈をして、勝手な正義感で、勝手に怒る人」 ってのは、男女問わず腐るほど居ます。
僕程度であっても、そこらでわんわんその手の人には絡まれます。
勿論、自分自身もそういうことをしでかすことはたびたびありますので、あんまりバカバカいえたもんでもありませんが、ええ。
まあ話し戻れば、そら 「これまでの守備範囲と重ならないもの」に突然ハマるときは、誰かの影響ってのはよくある話。
それが単なるニワカで終わるか、「目覚めてみたら実は素養があったことに気づいて、より深くハマっていくか」 は人それぞれ。
んで、「突然ハマるきっかけ」として、「好意のある異性」ってのも、よくある話。
人間は基本的に、「自分の好きな相手のことを良く知りたい」と考えるもので、恋愛対象が何か自分の知らないことを趣味としていたときに、「自分もそれを試してみよう」と思うのは、何ら不自然でも何でもない。
恋愛を契機に新たな趣味(しかもそれまで無関心だったもの)に目覚める、なんてよくある。
それら踏まえて、「女の人が突然(今まで無関心だったような)マニアックな趣味に目覚めたときに、男の影響があるというのは『よくあること』」 ってー、そんだけの話。
それを、「女は男の影響で『しか』 マニアックな趣味に目覚めないとでも言うのか!?」 ってのは、「バカのリアクション」。
だって、そんな話してねーもん。
なのでそーゆー 「バカなリアクション」 してしまう人は、男とか女とか関係なく、ただ単に 「バカ」 なので、「女を馬鹿にするな!」 ではなく、 「いや、単にアンタのそのリアクションは、とてもバカだから、アンタという個人は、まあバカにされますよ」 ってー話ですよ。
(※ちなみに僕の趣味のひとつの、「西洋占星術」 は、まさに、「女の影響」 で始めています。
最初は、ananの年一でおまけについている小冊子見せてもらって、それで、西洋占星術って結構面白いな、と、ハマりだしたのです)
それでも、しいてそのあたりの「男女差」を言うと、多くの場合、男の方が、「好きな相手(主に恋愛対象) を、理解しようとして相手の趣味や何かに興味をもつ」 傾向は、多分少ない。
個人的見聞の範囲で学術的な話ではないけど、思うにそこは、共感力の差、なのではとも思う。
あえて言えば、「男の方が無理解」な傾向がある。
この点に関して、僕は個人的には、「一般的に、男の劣っているところ」だと思っています。
これはもう、ハッキリと。
言い換えれば、「相手のことを好きだといっておきながら、相手のことを深く知ろうとしない姿勢」とも言えるのですから。
(勿論、安直にただ相手の趣味を真似りゃいいのか、って話でもないですし、ハマれない趣味を無理やりやろうしすべき、って話でもない)
んでこれはまた別の話として、結局この件で、「女を馬鹿にしているッ!」 てリアクションは、そもそも、「影響を受ける=劣っている」という前提がある。
「影響を受ける側は、与える側より『劣っている』から、『女は男に影響を受ける = 女は男より劣っている』 と解釈する」。
それが大間違い。
「影響を受ける/与える」というのに、何ら優劣の関係性は無い。
それは個々の関係性と素養の問題であって、影響を受けやすい人はもしかしたら主体性が無いと言えることもあるかもしれないが、同時に柔軟で成長性の高い人でもある。
影響を受けない人が、受ける人よりも優れているわけでも劣っているわけでもない。
『影響を受ける』 ことに、優劣の差は無い。関係性と個々の素養資質の違いだけだ。 もし優劣を論じるとするならば、『影響を受けて、どう変わるか』 だ。
「俺はマスゴミなんか信じないし影響されないぞ!」 とかバカみたいなことを誇っていて、「ネットで真実を見つけた!」 と陰謀論と差別主義にはまって、ヘイトスピーチを始める。
これはアホ。影響を受けたからアホ、なのではなく、影響を受けた結果の変化、その振る舞い言動が、アホ。
「好きな人に影響されてマニアックな映画を見るようになる」。 その結果、「より映画を楽しめるようになる」 なら、何の問題もないし喜ばしい話。
けれどもこれが例えば、「半可通丸出しで、したり顔でトンチンカンな映画論ぶち上げだしたり、他人の映画の趣味を見下すようになる」 これはアホ。優劣を言うなら、そゆこと。
もっと言ってしまうと、「影響を受ける/受けない」ということにおいてより「優れた反応」を定義するというのであれば、「社会的地位や関係性、個々個人の属性を問わず、より良いと思えることに影響を受け、それを吸収し、成長の糧とすることの出来る人間」だろうとも言える。
例えば、漫画『天才 柳沢教授の生活』 の主人公柳沢教授は、相手が学生でも幼児でも男でも女でも、自分と敵対する人間や悪意ある人間、または地位財産名声国籍人種あらゆるものに左右されずに、「影響を受けて、糧とする」ことの出来る人物だ、という設定になっている。
それが、柳沢教授というキャラクターの、「天才」さ、の由縁となっている。
『女がマニアックな趣味に突然目覚めたら、男の影響というパターンがある』
→ 『女は男の影響でしかマニアックな趣味に目覚めない』
→ 『女は男より劣っている』
という三段論法で解釈してしまう人は、「影響を受ける」ということそれ自体を、優劣の論法で捉えてしまっている。
で、たしかに、だ。
確かに、「そーゆー論法」で、モノを語る男、ってのは、居る。
「どーせ、男の影響でかぶれているだけだろ? だから所詮女はwww」
というような、そーゆー頭の男というのは、確かに、居る。
けれども、今書いたが、「影響を受ける/受けない」ということに関して、「影響を与える側が、影響を受ける側より優れている」なーんて事はない。
そういうケースも勿論あるが、必ずしもそうではない。
そして、そーゆー「馬鹿な論法」で、「所詮女は、男の影響下に居る(=男に劣る、男の支配下に居る)イキモノだよwww」てーなコトを述べるよーな、「馬鹿な男」の物言いが不愉快なのは、分かる。
ただ。
それに、のっかっちゃダメ。
「影響を受けること」に、優劣の差は無い。
なのに、「男の影響で、みたいな扱いをするな!」って言うのは、結局その、「影響を受ける側は、与える側より劣っている」、「男の影響を受ける女は、男に劣る、男の支配下に居る」 という、「馬鹿な論法」 に乗っかってしまっている。
乗っかって、そしてそういう受け取り方をする人自身が、「男(異性、恋愛対象)の影響で、新たな(マニアックな)趣味に目覚める女(人)」を、馬鹿にしてしまっている。
自覚しているかどうかは分かりませんけど、「そんな奴らと一緒にするな」っていう意識がある。
「所詮男の影響だろw」ということを、馬鹿にして言う男、というのは居る。
でも、そういう「馬鹿な男の影響を受けて、同じ様に、『影響を受ける女(人)』を、『馬鹿にする』」のは、そりゃ違うんじゃないですか、と。
ええ、そりゃあ、違いますよ。
ちなみに僕は、比較的「他人の影響を受けにくい」タイプ。
勿論コレは、「優れているから」ではない。
単にリアクションが遅いのと、根が意固地だからで、まあ性格気質的にそーゆー奴、ってだけの話。
そのおかげで、ずいぶん損をしていたり、成長できないで居るところも多分にある、と、自覚している。
なので改めて言うけど、「自分は『他人の影響』なンかじゃなく、『自分の感性』だけで、今の自分を創っているんだ!」 みたいなのは、自己認識としてそう思うのは結構ながら、それを「自分が優れた証拠」だとか、「自分のアイデンティティ」みたいに思い込むのは、お勧めできない。
損してまっせ。
あと多分、この件で町山さんに反応している能町さんに関しては、多くの人が感じている、「突っ込んだら負け」 のワナが張られている気がするッ! 気がするだけなので、どこがどうワナなのかは僕にはさっぱり分かりませんッ!
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