先日の、「と条例問題」 のエントリーに関して [と条例問題]
いや皆様、ご指摘ご意見その他諸々有り難う御座います。
何故か返信コメントを書こうとしたら、自分のブログだというのに弾かれてしまう謎現象が起き、まーとりあえずエントリーにするかと。
前回のエントリーは、今までよりかなり気を遣って、なるべく平易に、かつ、タイトル通りに、「規制主義者ではないが、彼らの掲げる大義名分に流されてしまうかも知れない人たち」 に向けて、解りやすく書こうと考えて書きました。
そして、当ブログにしては異様なほどのアクセス。
普段は滅多に更新しない上に、たいていしょーもない屁理屈の垂れ流しなのですが、この問題に対する、ネット内での関心度の高さが伺えます。
(それが、ネット以外にも広がってくれると良いのですが)
だいたい今までの記事でアクセス多いときっつったら、ペトロ三木の悪口を言いに来た人たちのものだったりしますからねぇ!
まー、後はこのブログを読んだナオンさんが、「きゃー、ステキー、抱いて抱いてー! 養ってあげるゥ~」 の大行列を組むことを期待するばかりです。
ブログモテ!
よーし、風はまた吹く! 気付かないならかざしな人差し指を! 的な! 的なっ!?
…まぁ、そんな妄言はさておきまして、今回の情報伝搬の早さは、思うにツイッターの影響が多いように感じます。
2chなどの掲示板では、もとから興味のある人にしか伝わらない様な事も、ツイッターの特性から、さほどアンテナを広げてなかった人にも伝わり、そこから更に広がるという形になった。
これは、浅草キッドの水道橋博士が言っていたように、「ツイッターが新しい時代のインフラとなりうる」 という可能性の表れかもしれません。
なーんてことを述べつつも、19日の都議会では、あくまで継続審議。
あちらはまだまだやる気です。
僕は熱心な民主党支持者でもありませんし、民主党の掲げている政策全てに賛同するわけではありませんが、今回動いてくれた民主党の議員の方々には感謝をしつつも、油断の成らない状況ではあります。
また、共産党と生活者ネットの方が、どのように動いてくださったのかをあいにく解らないのですが、彼らがこの改定案の問題に気付き、反対していただいたのであれば、こちらにも感謝したいところです。
何れにせよこの件に関しては、まだまだ書くことがあると思います。
ホントはバクマンdisとか、江川達也disとか、くだらない事も書きたいんですけどもねぇ。
disしかネタねぇのかよっ!?
まあそれだけでも何ですので、URLなどを。
僕がこの件について色々話したりぼやいたりしていた、ツイッターのタグです。
前回のエントリーを書く際にも、色々と参考になる意見がありました。
http://search.twitter.com/search?q=+%23hijitsuzai
また、関連して、都条例改定案に対する対案を考えよう、というタグもあります。
http://search.twitter.com/search?q=%23hijitsutaian
ニュースなどで、「子どもの性描写規制に反対の声を上げるちばてつや先生」等のミスリードを狙ったかのような紹介をされていた、ちばてつや先生の日記。
http://ameblo.jp/chibatetsu/entry-10485071430.html
ちば先生や竹宮先生など、本当に表現のため、後世のために声を上げてくれる、「大御所」作家もいてくれると言うことは、頼もしいと共に、我々若輩としても、そのバトンを受け取り、期待に応えねばならないところです。
まだお読みで無い人は、娯楽室内の 『――― と、ぼくは思います!!』 は読んでおかれた方がよいでしょう。
http://www.chibapro.co.jp/?tbl=gallery
今回の件で、実際に動いてくださった、都議会議員の浅野克彦さんのブログ。
http://asano-k.net/pc/modules/weblogD3/index.php?cat_id=2
後でお礼と励ましの“信”(中国では手紙をこう書く) を送りたいところ。
他にも動いてくださった議員の方々には、感謝です。
こちらは、ブログでは無く、東京都地域婦人団体連盟の声明です。
http://www.chifuren.gr.jp/tokyo/kathudou/2009/091210.htm
主にインターネット規制について書いておられますが、それでも問題の本質をズバリ指摘していて、非常に「健全」な意識が伝わってきます。
「世の年寄り共は何を考えているんだ!」 等と安易に考えてはいけません。良識のある大人も、ちゃんといるのです。
…え、まだまだ年寄りなんかじゃない? これは失礼しました、ご婦人方。
現在どういう動き、情報があるかについて、松浦晋也さんが纏めておられます。
http://www.chifuren.gr.jp/tokyo/kathudou/2009/091210.htm
ただ補足しますが、「メインターゲットは女性向けらしい」 としても、この件の問題点自体は変わりません。
規制主義者たちが狙っている本丸は、とにもかくにも、「表現の自由」そのものなのですから。
また、こちらも「考え方」の記事ですが、この一文が素晴らしかったので、リンク。
>その暴力的な力を法で押さえ込めると考えるのは、「空腹禁止」と法に書いたら腹が減らないと思い込むほど空虚な絵空事である。
404 Blog Not Found 被害者は私だという全ての人たちへ http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51420496.html
こちらは、TBSラジオの番組、荒川強啓デイキャッチの中で、山田五郎さんがこの件について語ったpiodcastの音声データです。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id159183250?i=81639600
ラジオでの音声データとしては、山田五郎さんの他、『大竹まことゴールデンラジオ』 内で、山本モナさんが語ったことについても掲示板などで文字起こしして張られています、が。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id265579439?i=81582404
ただ、山本モナ叩きをする前に、まずちゃんと、実際にどういう事を話していたのかを聞きましょう。
はっきり言いますが、張られている文字起こし自体は、かなり恣意的になっています。リテラシーが必要です。
それを踏まえて、2点。
一つは、正直な話、メディアの中で、発信する側である人としては、表現の自由というものに対しての意識は、正直低いと言わざるを得ない。
と同時に、こういう感覚の人たちを、ただバカにして済ませる、というのは、絶対に違う、という事は、解っておいた方がよいと思います。
「てめーの普段のご乱行の方がよっぽど不健全だろ、モナ! お前が人のことエロいの何のと文句垂れるな!」 と、いうのは、まあ、僕もそれなりに賛同します。
ちょっとモナ師匠、面白いの頂きすぎです。
でも、それでも、モナ師匠が感じる違和感、不信感というのは、決して無視してはいけません。
そこにたいして、きちんと、出版する側、表現する側のアンサーは、示さなきゃならない。
でなければ、結局、彼らと同じなんです。
規制、弾圧で、「意に添わない考え方の相手」 を、排除、弾圧したがる人たちが、一番 「解っていない」 ことは、例え法律で規制して、弾圧しようとしたところで、「その人達を殺し尽くさない限り」 彼らの理想的社会は実現しない、という事です。
大葉委員が発言したように、「彼らを障碍者扱いして弾圧しよう」としたところで、殺さない限り生き続けます。
同じ社会で生き続ける以上、抹殺以外の選択肢は、唯一、「共存」なんです。
青少年の性描写の描かれたポルノを好む人達を、いかに規制と弾圧で排除した「つもり」になっても、彼らは現実に存在します。
我々は、同じ世界、同じ社会に生きているのです。
目の前からどかして、目をつぶり耳をふさいでも、消えて無くならないのです。
弾圧するなら、例えばロシアのように、ナチスのように、中国共産党のように、徹底して殺す覚悟がなきゃダメですし。
そして実際、徹底して殺し尽くすことは、不可能なんです。
既に、そんな時代ではないんです。
なぜなら、ある民族、ある国、ある地域の人を殺し尽くしたつもりになっても、言葉が、メッセージが、意志が、伝わり、残るからです。
だから、我々は常に、同じ社会に住むあらゆる人たちとの、「よりよい共存関係を結ぶ社会」を、目指す以外に無いのです。
例えどんなに、嫌な相手とでも。
とりあえず僕ちゃんは、イー感じに素敵な共存関係を結んでいただけるナオンちゃんを募集しています。
何故か返信コメントを書こうとしたら、自分のブログだというのに弾かれてしまう謎現象が起き、まーとりあえずエントリーにするかと。
前回のエントリーは、今までよりかなり気を遣って、なるべく平易に、かつ、タイトル通りに、「規制主義者ではないが、彼らの掲げる大義名分に流されてしまうかも知れない人たち」 に向けて、解りやすく書こうと考えて書きました。
そして、当ブログにしては異様なほどのアクセス。
普段は滅多に更新しない上に、たいていしょーもない屁理屈の垂れ流しなのですが、この問題に対する、ネット内での関心度の高さが伺えます。
(それが、ネット以外にも広がってくれると良いのですが)
だいたい今までの記事でアクセス多いときっつったら、ペトロ三木の悪口を言いに来た人たちのものだったりしますからねぇ!
まー、後はこのブログを読んだナオンさんが、「きゃー、ステキー、抱いて抱いてー! 養ってあげるゥ~」 の大行列を組むことを期待するばかりです。
ブログモテ!
よーし、風はまた吹く! 気付かないならかざしな人差し指を! 的な! 的なっ!?
…まぁ、そんな妄言はさておきまして、今回の情報伝搬の早さは、思うにツイッターの影響が多いように感じます。
2chなどの掲示板では、もとから興味のある人にしか伝わらない様な事も、ツイッターの特性から、さほどアンテナを広げてなかった人にも伝わり、そこから更に広がるという形になった。
これは、浅草キッドの水道橋博士が言っていたように、「ツイッターが新しい時代のインフラとなりうる」 という可能性の表れかもしれません。
なーんてことを述べつつも、19日の都議会では、あくまで継続審議。
あちらはまだまだやる気です。
僕は熱心な民主党支持者でもありませんし、民主党の掲げている政策全てに賛同するわけではありませんが、今回動いてくれた民主党の議員の方々には感謝をしつつも、油断の成らない状況ではあります。
また、共産党と生活者ネットの方が、どのように動いてくださったのかをあいにく解らないのですが、彼らがこの改定案の問題に気付き、反対していただいたのであれば、こちらにも感謝したいところです。
何れにせよこの件に関しては、まだまだ書くことがあると思います。
ホントはバクマンdisとか、江川達也disとか、くだらない事も書きたいんですけどもねぇ。
disしかネタねぇのかよっ!?
まあそれだけでも何ですので、URLなどを。
僕がこの件について色々話したりぼやいたりしていた、ツイッターのタグです。
前回のエントリーを書く際にも、色々と参考になる意見がありました。
http://search.twitter.com/search?q=+%23hijitsuzai
また、関連して、都条例改定案に対する対案を考えよう、というタグもあります。
http://search.twitter.com/search?q=%23hijitsutaian
ニュースなどで、「子どもの性描写規制に反対の声を上げるちばてつや先生」等のミスリードを狙ったかのような紹介をされていた、ちばてつや先生の日記。
http://ameblo.jp/chibatetsu/entry-10485071430.html
ちば先生や竹宮先生など、本当に表現のため、後世のために声を上げてくれる、「大御所」作家もいてくれると言うことは、頼もしいと共に、我々若輩としても、そのバトンを受け取り、期待に応えねばならないところです。
まだお読みで無い人は、娯楽室内の 『――― と、ぼくは思います!!』 は読んでおかれた方がよいでしょう。
http://www.chibapro.co.jp/?tbl=gallery
今回の件で、実際に動いてくださった、都議会議員の浅野克彦さんのブログ。
http://asano-k.net/pc/modules/weblogD3/index.php?cat_id=2
後でお礼と励ましの“信”(中国では手紙をこう書く) を送りたいところ。
他にも動いてくださった議員の方々には、感謝です。
こちらは、ブログでは無く、東京都地域婦人団体連盟の声明です。
http://www.chifuren.gr.jp/tokyo/kathudou/2009/091210.htm
主にインターネット規制について書いておられますが、それでも問題の本質をズバリ指摘していて、非常に「健全」な意識が伝わってきます。
「世の年寄り共は何を考えているんだ!」 等と安易に考えてはいけません。良識のある大人も、ちゃんといるのです。
…え、まだまだ年寄りなんかじゃない? これは失礼しました、ご婦人方。
現在どういう動き、情報があるかについて、松浦晋也さんが纏めておられます。
http://www.chifuren.gr.jp/tokyo/kathudou/2009/091210.htm
ただ補足しますが、「メインターゲットは女性向けらしい」 としても、この件の問題点自体は変わりません。
規制主義者たちが狙っている本丸は、とにもかくにも、「表現の自由」そのものなのですから。
また、こちらも「考え方」の記事ですが、この一文が素晴らしかったので、リンク。
>その暴力的な力を法で押さえ込めると考えるのは、「空腹禁止」と法に書いたら腹が減らないと思い込むほど空虚な絵空事である。
404 Blog Not Found 被害者は私だという全ての人たちへ http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51420496.html
こちらは、TBSラジオの番組、荒川強啓デイキャッチの中で、山田五郎さんがこの件について語ったpiodcastの音声データです。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id159183250?i=81639600
ラジオでの音声データとしては、山田五郎さんの他、『大竹まことゴールデンラジオ』 内で、山本モナさんが語ったことについても掲示板などで文字起こしして張られています、が。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id265579439?i=81582404
ただ、山本モナ叩きをする前に、まずちゃんと、実際にどういう事を話していたのかを聞きましょう。
はっきり言いますが、張られている文字起こし自体は、かなり恣意的になっています。リテラシーが必要です。
それを踏まえて、2点。
一つは、正直な話、メディアの中で、発信する側である人としては、表現の自由というものに対しての意識は、正直低いと言わざるを得ない。
と同時に、こういう感覚の人たちを、ただバカにして済ませる、というのは、絶対に違う、という事は、解っておいた方がよいと思います。
「てめーの普段のご乱行の方がよっぽど不健全だろ、モナ! お前が人のことエロいの何のと文句垂れるな!」 と、いうのは、まあ、僕もそれなりに賛同します。
ちょっとモナ師匠、面白いの頂きすぎです。
でも、それでも、モナ師匠が感じる違和感、不信感というのは、決して無視してはいけません。
そこにたいして、きちんと、出版する側、表現する側のアンサーは、示さなきゃならない。
でなければ、結局、彼らと同じなんです。
規制、弾圧で、「意に添わない考え方の相手」 を、排除、弾圧したがる人たちが、一番 「解っていない」 ことは、例え法律で規制して、弾圧しようとしたところで、「その人達を殺し尽くさない限り」 彼らの理想的社会は実現しない、という事です。
大葉委員が発言したように、「彼らを障碍者扱いして弾圧しよう」としたところで、殺さない限り生き続けます。
同じ社会で生き続ける以上、抹殺以外の選択肢は、唯一、「共存」なんです。
青少年の性描写の描かれたポルノを好む人達を、いかに規制と弾圧で排除した「つもり」になっても、彼らは現実に存在します。
我々は、同じ世界、同じ社会に生きているのです。
目の前からどかして、目をつぶり耳をふさいでも、消えて無くならないのです。
弾圧するなら、例えばロシアのように、ナチスのように、中国共産党のように、徹底して殺す覚悟がなきゃダメですし。
そして実際、徹底して殺し尽くすことは、不可能なんです。
既に、そんな時代ではないんです。
なぜなら、ある民族、ある国、ある地域の人を殺し尽くしたつもりになっても、言葉が、メッセージが、意志が、伝わり、残るからです。
だから、我々は常に、同じ社会に住むあらゆる人たちとの、「よりよい共存関係を結ぶ社会」を、目指す以外に無いのです。
例えどんなに、嫌な相手とでも。
とりあえず僕ちゃんは、イー感じに素敵な共存関係を結んでいただけるナオンちゃんを募集しています。
2010-03-21 04:01
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ラジオでの言及ですと、江川達也氏がTBS「キラ☆キラ」にゲスト出演された際に条例案を批判されていました。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2010/03/2010312.html
既にご存知かもしれませんが念の為。
by frog (2010-03-21 06:30)